1. 一番大事なのは、「順番」です
多くの補助金では、「交付決定(=採択されて、正式にお金が出ると決まること)より前に発注・契約・支払いをしたものは、補助の対象外」というルールがあります。つまり正しい順番は、
- ①制作会社に見積りをもらう → ②補助金に申請する → ③交付決定を待つ → ④契約・制作スタート
です。「先に作り始めて、あとから申請」は原則アウト。急いでいるときほどやってしまいがちなので、補助金を使うつもりなら、最初にそう伝えておくのが一番の対策です。
2. お金は「あとから」戻ってくる
もう一つの誤解が、支払いのタイミングです。補助金は原則後払い(精算払い)。制作費はいったん全額を自分で支払い、完了後に報告書を出して、審査を経てから入金されます。
入金までは数ヶ月かかることも珍しくありません。「補助金が出るから、手元のお金がなくても大丈夫」ではないという点は、資金繰りのうえでとても大切です。制作費そのものの考え方はホームページ制作の費用は、どう決まる?料金の考え方もあわせてどうぞ。
3. 制作会社に頼む書類は、まず「見積書」
申請や報告の場面で、制作会社に用意してもらう書類はだいたい決まっています。
- 見積書……申請時に必要。「ホームページ制作一式」ではなく、内訳が分かれているものが好まれます。
- 相見積もり……一定金額以上は他社の見積りも求められる制度があります。
- 契約書・請求書・支払いの控え……実績報告のときに使います。振込の記録は必ず残しておきましょう。
- 完成したサイトの確認資料……URLや画面のスクリーンショットなど。
「補助金を使う予定です」と先に伝えておけば、書類の形式を合わせてもらいやすくなります。
4. スケジュールは思ったより長い
補助金には公募の締切があり、そこから審査・交付決定までにさらに時間がかかります。そのうえでホームページの制作期間(当社の場合はおおむね1〜2ヶ月)、公開後に実績報告——と続きます。
「〇月までに公開したい」という予定がある方は、逆算するとかなり早めに動き出す必要があるということです。制作側の流れはホームページ制作の流れと期間|依頼から公開まで、何をする?どれくらいかかる?でご確認いただけます。
5. どの補助金が使えるかは、公式と地元の窓口で
小規模な事業者の販路開拓を支援する「小規模事業者持続化補助金」のような国の制度のほか、市区町村や都道府県が独自に出しているホームページ制作の補助金もあります。お住まいの自治体名と「ホームページ 補助金」で検索してみてください。
ただし、金額・補助率・対象になる経費・締切は、年度ごとに変わります。制度によっては、ホームページ制作そのものは対象外というものもあります。最終的な判断は、必ず最新の公募要領(公式の募集案内)と、商工会議所・商工会や自治体の窓口でご確認ください。申請書の書き方まで無料で相談に乗ってくれる窓口も多く、はじめての方ほど頼る価値があります。
SKY JET DESIGN & WEB では、内訳の分かるお見積書の発行や、契約書・請求書など申請・報告に必要な書類のご用意に対応しています(申請の代行はしておりませんので、申請そのものは上記の窓口や専門家へご相談ください)。初回のご相談・お見積りは無料です。「補助金に出すための見積りだけ先に欲しい」というご依頼も歓迎です。
※本記事は一般的な流れをご紹介するものです。補助金の制度内容・条件・金額は年度や地域によって変わりますので、実際のご判断は必ず公式の公募要領および公的な相談窓口でご確認ください。