キャッチコピーの役割は「3秒」
ホームページに来た人は、最初の画面を見てほんの数秒で「自分に関係あるか」を判断します。キャッチコピーの役割は、その一瞬で「これは私のためのサイトだ」と思ってもらうこと。名文である必要も、笑わせる必要もありません。
最初の画面全体の考え方はホームページの「ファーストビュー」とは?最初の画面で伝えるべき3つのことで詳しく説明していますが、キャッチコピーはその中心にある「声」の部分です。
よくある失敗は「かっこいい抽象語」
ありがちなのが、こんなコピーです。
- 「未来を創造する、トータルソリューション」
- 「お客様に寄り添う、真心のサービス」
- 「品質と信頼をお届けします」
一見立派ですが、共通の弱点があります。どの会社が言っても成立してしまうことです。読んだ人の頭に、具体的な絵が何も浮かびません。抽象的な言葉・業界用語・立派すぎる言葉は、「かっこいいのに、伝わらない」コピーの三大原因です。
伝わる一言を作る5つのコツ
- ①「誰への一言か」を先に決める……全員に向けた言葉は、誰にも刺さりません。「はじめてホームページを作る小さな会社の人へ」のように、たった一人の顔を思い浮かべて書きます。
- ②お客様が実際に使う言葉で書く……自社が言いたい言葉より、お客様が検索したり口にしたりする言葉を。「ソリューション」より「困りごと」。ヒントは、実際にお客様から言われた一言の中にあります。
- ③数字や固有の事実を入れる……「迅速対応」より「最短◯日で」。「実績多数」より「◯◯業の実績◯件」。事実は、それだけで他社と入れ替えのきかない言葉になります。
- ④欲張らず、一つに絞る……速さも安さも品質も、全部入れると全部薄まります。いちばん選ばれている理由を一つ。残りは本文で伝えれば十分です。
- ⑤声に出して読み、「他社名」を入れてみる……読みにくい言葉は頭にも残りません。そして仕上げに、コピーの主語を他社名に入れ替えてみてください。それでも成立するなら、まだ「自社の言葉」になっていないサインです。
言葉選びの基本はホームページの文章、何を書けばいい?伝わる言葉の5つのコツでもご紹介しています。あわせてどうぞ。
作ったら、置き方もセットで
良い一言ができたら、見せ方で仕上げます。ポイントは3つ。
- 最初の画面のいちばん目立つ場所に……スクロールしないと読めない位置では役割を果たせません。
- 写真と言葉を合わせる……言葉で「親しみやすさ」を謳いながら写真が無機質、ではちぐはぐです。背景写真や色の印象についてはホームページの色、どう決める?印象を左右する配色の考え方と5つのコツもどうぞ。
- 次の行動への案内を近くに……心が動いた瞬間に押せるボタンがあること。この設計は問い合わせにつながるホームページの、5つの基本で解説しています。
SKY JET DESIGN & WEB のキャッチコピーは「明るく、おしゃれに、スタイリッシュに。」。私たち自身も「どんな会社に頼みたいか」を考え抜いてこの一言に絞りました。制作のご依頼では、ヒアリングでお客様の強みや選ばれている理由をお聞きしながら、キャッチコピーを含めた言葉まわりのご提案も一緒に行います。「言葉が思いつかない」段階からのご相談で大丈夫です。