動画は「文章で伝えにくいもの」に強い
動画の得意分野は、はっきりしています。動き・音・空気感です。お店の賑わい、職人さんの手つき、スタッフの話し方。これらを文章で伝えようとすると何百文字もかかりますが、動画なら数十秒で「なるほど、こういう感じか」と分かってもらえます。
逆に、料金表や会社情報のような「じっくり確認したい情報」は文章のほうが向いています。全部を動画にするのではなく、文章と写真で伝えにくい部分にだけ使う——これが基本の考え方です。
効果的な使いどころはこの4つ
よく効く場面を挙げると、次の4つです。
- ①会社・お店の紹介……外観から店内へ歩くだけの動画でも、初めて来る人の安心感が全然違います。
- ②仕事の様子……施工の過程、製造の現場、レッスンの風景。「ちゃんとやっている」ことが言葉より雄弁に伝わります。
- ③商品・サービスの使い方……手順の説明は動画がいちばん分かりやすい分野。よくある質問の削減にもつながります。
- ④採用向けの職場紹介……働く人と職場の空気は、応募を迷っている人が一番知りたいこと。採用にもホームページは効く?応募したくなる採用ページの基本5つでも触れた「人の顔が見える」を、動画はさらに強くしてくれます。
載せ方の定番は「YouTube埋め込み」
ここが今日いちばんお伝えしたいポイントです。動画ファイルをそのままホームページに置くのは、おすすめしません。動画は写真の何十倍も重く、ページの表示が一気に遅くなるからです。
定番のやり方は、動画をYouTubeにアップして、それをホームページに「埋め込む」方法。再生はYouTube側の仕組みで行われるのでページは重くならず、視聴者の回線に合わせて画質も自動調整されます。費用もかかりません。おまけに、YouTube検索からお店を見つけてもらえる入口がひとつ増えます。
表示速度がなぜ大事かはホームページの表示が遅いとどうなる?速さが大事な理由と5つの改善ポイントで詳しくご説明しています。
凝らなくていい。スマホ撮影で十分
「動画なんてプロに頼まないと無理」と思われがちですが、今のスマホで撮った動画で十分です。ポイントは3つだけ。明るい場所で撮る、手ブレに気をつける(置いて撮るのが手軽)、長さは1〜2分まで。長い動画は最後まで見てもらえません。
もうひとつ、できれば字幕(テロップ)を。電車の中など、音を出せずに見る人が意外と多いからです。撮影の考え方は写真と共通する部分も多いので、心をつかむホームページ写真の準備のコツ|印象は写真で決まるもあわせてどうぞ。
やりすぎ注意。動画の失敗パターン
最後に、よくある失敗を3つ。
- 音が勝手に鳴る……開いた瞬間に音が出ると、多くの人はびっくりして閉じます。再生は訪問者に選ばせましょう。
- 1ページに動画を詰め込みすぎる……埋め込みでも数が多いとページは重くなります。目安は1ページに1〜2本。
- 動画だけに頼る……動画を見ない人も必ずいます。大事な情報は、動画の下に文章でも書いておくのが親切です。
SKY JET DESIGN & WEB の制作では、お手持ちの動画をどのページに・どう載せるかのご提案まで含めてご相談いただけます。「スマホで撮っただけの動画しかない」という状態で大丈夫。埋め込みの設定もこちらで行います。