そもそもAIは何を見て答えているの?
AIは、質問を受けるとその場でインターネットを調べ、見つけたページの内容を要約して答えます。魔法の名簿を持っているわけではありません。元になっているのは、公開されているウェブページです。
つまり、ホームページに書いていないことは、AIも答えられません。逆に、書いてあっても分かりにくければ拾ってもらえません。やることは、Google検索対策とほとんど同じです(Google検索で見つけてもらうには?今日からできる基本のこと)。
①基本情報を「1か所に」まとめて書く
いちばん効くのが、これです。会社名・住所・電話番号・営業時間・定休日・対応エリア・事業内容を、会社概要ページにまとめて文字で書く。
- 画像の中に書かない……チラシ画像を貼っただけだと、読み取ってもらえないことがあります。文字で書くのが確実です。
- あちこちに散らさない……住所はトップ、電話はフッター、営業時間はブログの片隅、では拾いにくくなります。
- 省略しない……「県内全域」より「◯◯市を中心に、◯◯県全域」。具体的なほど、地域で聞かれたときに出やすくなります。
書き方は会社概要ページには何を書く?信頼される会社情報の作り方にまとめています。
②質問と答えの形で書く
AIが答えるのは「質問」です。ですから、ページの中身も質問と答えの形になっていると、そのまま使ってもらいやすくなります。
- 見出しをお客様の言葉にする……「サービス概要」より「駐車場はありますか?」。
- 見出しのすぐ下に答えを書く……前置きを長く書かず、1〜2文で結論から。
- よくある質問ページを作る……実際に電話で聞かれることを、そのまま並べるだけで十分です(「よくある質問(FAQ)」ページの作り方|質問の集め方と書き方5つのコツ)。
③料金や条件は具体的な数字で
AIも人も、「安心価格でご提供」より「1回5,500円(税込)」を選びます。あいまいな言葉は、要約すると何も残らないからです。
- 金額・時間・人数・距離……数字にできるものは数字で。
- 「要問い合わせ」だけにしない……目安だけでも載せると拾われます(ホームページに料金は載せるべき?「要問い合わせ」で迷ったときの考え方)。
- 古い数字は必ず直す……AIは書いてある数字をそのまま伝えます。間違った価格で案内されるのがいちばん困ります。
④サイトの外の情報も整える
AIは自社サイトだけを見ているわけではありません。Googleビジネスプロフィール、地図、クチコミ、他社の紹介ページも材料にします。
- Googleビジネスプロフィールを埋める……無料です。ここが空欄だと、地域の質問で不利になります(Googleビジネスプロフィールとは?無料でできるお店・会社の集客とホームページの相乗効果)。
- 営業時間をサイトとそろえる……食い違っていると、どちらが本当か分からず、そもそも案内されにくくなります。
- クチコミを増やす……評価の言葉は、そのまま紹介文に使われます(Googleのクチコミ、どう増やす?お願いの仕方と、厳しい口コミへの向き合い方)。
⑤AIに読ませない設定になっていないか確かめる
意外な落とし穴です。サイトには「どのロボットに読ませるか」を指定するファイル(robots.txt)があり、ここでAIのアクセスを止めている場合があります。制作会社が初期設定でそうしていることもあります。
また、ログインしないと見られないページ、会員専用ページ、PDFだけの案内も読まれにくい部分です。知ってほしいことは、誰でも見られるページに、文字で置く。これが基本になります。
今日できる確認方法
むずかしく考えず、実際に聞いてみるのがいちばん早いです。
- 会社名・店名で聞く……「◯◯(店名)について教えて」。何も出てこない、または内容が違うなら、そこが直すところです。
- お客様の言葉で聞く……「◯◯市 テイクアウトできる定食屋」のように、店名を出さずに聞いてみる。ここで出てくれば理想です。
- 間違いを見つけたら、サイトを直す……AIに直接お願いすることはできません。元のページを正しくするのが唯一の方法です。
SKY JET DESIGN & WEB では、制作するサイトに構造化データ(検索エンジンやAIが内容を理解しやすくする記述)を標準で入れています。当社サイト自身も、robots.txtでAIのクローラーを明示的に許可し、AI向けの案内ファイル(llms.txt)を置いています。コーポレートサイトは総額385,000円(税込)/制作期間1〜2ヶ月、公開後の更新・保守は月額15,000円〜(税込)。オンラインで全国対応しています。「今のサイトがAIにどう見えているか見てほしい」というご相談も歓迎です。