目的は「真似」ではなく「基準を知る」
お客様は、あなたの会社だけを見て決めているわけではありません。ほぼ必ず、2〜3社を並べて比べています。
ですから知りたいのは、「その2〜3社が、何をどこまで見せているか」。相手が料金を出しているのに自社が出していなければ、それだけで候補から外れます。逆に、相手が出していない情報を出せば、そこが強みになります。
①まず5社、スマホで見る
見るのは5社くらいで十分です。多すぎると、かえって分からなくなります。
- お客様と同じ言葉で検索する……「◯◯市 △△」「△△ 相場」。業界用語ではなく、お客様が使う言葉で。
- 必ずスマホで見る……お客様の多くはスマホです。パソコンで見て判断すると、感想がずれます(ホームページのスマホ対応、なぜ必要?今すぐできる確認方法と5つのチェックポイント)。
- 1社3分でいい……じっくり読まないこと。お客様も読んでいません。3分で分からなければ、それが答えです。
②デザインより「順番」を見る
つい色や写真に目が行きますが、効くのは並び順です。
- 最初の画面で何を言っているか……会社名だけか、それとも「誰の何を解決するか」が書いてあるか(ホームページの「ファーストビュー」とは?最初の画面で伝えるべき3つのこと)。
- 2番目に来ているもの……実績なのか、料金なのか、お客様の声なのか。そこがその会社の勝負どころです。
- 問い合わせボタンの位置……何回出てくるか、数えてみてください。
「良さそうに見えた理由」は、たいていデザインではなく順番にあります。
③料金の見せ方を比べる
ここがいちばん差の出るところです。同業5社を、この3つに分けてみてください。
- 金額をはっきり出している
- 「◯円から」だけ出している
- 要問い合わせ
もし3社が金額を出していて、自社だけ「要問い合わせ」なら、そこは見直しどきです。逆に全社が出していないなら、出すだけで抜けられます(ホームページに料金は載せるべき?「要問い合わせ」で迷ったときの考え方)。
④自社にしかないものを1つ見つける
5社を見ると、たいてい「どこも同じことを言っている」ことに気づきます。丁寧、安心、地域密着——。だからこそ、そこに書いていないことが宝になります。
- 誰も言っていない事実を探す……「土曜も対応します」「創業40年」「女性スタッフのみ」。ふわっとした言葉ではなく、確かめられる事実を。
- やらないことを言う……「無理な提案はしません」「◯◯は扱っていません」も立派な特徴です。
- 1つでいい……たくさん並べると、結局ぼやけます(ホームページのキャッチコピー、どう作る?伝わる一言を生み出す5つのコツ)。
⑤真似していい所と、ダメな所
ここは、はっきり線を引いてください。
- ◯ 参考にしていい……ページの並び、載せている項目の種類、問い合わせまでの流れ。こうした「構成の考え方」は、どこも似ていて当然です。
- × してはいけない……文章のコピー、写真やイラストの流用、デザインの丸写し。これらは著作権の問題になります(ネットの写真、ホームページに勝手に使って大丈夫?画像と著作権の基本)。
「少し書き換えれば大丈夫」も危険です。そもそも、他社の言葉で自社を説明しても、お客様には響きません。判断に迷う場合は、専門家にご確認ください。
メモの残し方
見て終わりにすると、忘れます。紙1枚で構いません。
- URLと会社名を5社ぶん。
- 「いいな」と思った所を1社1つだけ書く。理由も一言。
- 「うちならこう言える」を1つ書く。
このメモがあると、制作会社との打ち合わせが一気に早くなります。「おしゃれにしてください」より、はるかに正確に伝わります(ホームページ制作会社、どう選べばいい?失敗しない5つのチェックポイント)。
SKY JET DESIGN & WEB では、ご相談の段階で同業サイトの見え方を一緒に確認し、「どこで差をつけるか」からご提案しています。コーポレートサイトは総額385,000円(税込)・制作期間1〜2ヶ月、公開後の月額保守プランは15,000円〜(税込)。参考サイトのURLを2〜3つお持ちいただくと、初回のご相談がぐっと具体的になります。