急なお休みは「早さ」がすべて
困るのは、お客様が来てしまってから知ることです。雨の中を来て閉まっていた、という経験は、そのまま印象に残ってしまいます。
逆に、出かける前に分かれば、お客様はただ予定を変えるだけ。悪い記憶になりません。むしろ「ちゃんと知らせてくれるお店」として信頼が残ります。完璧な文章より、早く出すことのほうが何倍も大事です。
なお、大前提としてご自身とスタッフの安全が最優先です。危ない状況で無理に店舗へ向かったり、細かい更新作業を続けたりする必要はありません。ひとことだけ出せば十分です。
①いちばん先に出すのはGoogle
意外に思われるかもしれませんが、ホームページより先にGoogleです。「店名+営業時間」で検索した人、地図アプリで探している人が、いちばん最初に目にする場所だからです。
Googleビジネスプロフィールには、その日を臨時休業として設定する機能があります。検索結果に「休業日」と表示されるので、いちばん確実に伝わります(Googleビジネスプロフィールとは?無料でできるお店・会社の集客とホームページの相乗効果)。
②ホームページはトップの一番上に
よくある失敗が、お知らせ欄の奥に載せてしまうこと。ページの下のほうや、「お知らせ一覧」の中は、急いでいる人には届きません。
臨時のお知らせは、トップページを開いた瞬間に見える位置に置きます。最初の画面に何を置くかについてはホームページの「ファーストビュー」とは?最初の画面で伝えるべき3つのこともご覧ください。
③書くのは4つだけ
長い文章は要りません。次の4つが入っていれば十分です。
- いつ休むか……「8月19日(水)」と日付と曜日で。「本日」だけだと、あとから見た人に伝わりません。
- 理由をひとこと……「台風接近のため」。詳しく書かなくて構いません。
- いつ再開するか……ここがいちばん知りたい情報です。未定なら「未定」と書く。書かないより、ずっと親切です。
- 連絡方法……急ぎの用件がある人のために、電話やメールの案内を添えます。
気象や交通の見通しについては断定を避け、気象庁や自治体の情報をご案内するのが安全です。お店が予報を保証する形にしないほうが、あとで困りません。
④SNSは「流れる」前提で使う
SNSは速く届く反面、投稿はすぐ流れていきます。夕方に見た人には、朝の投稿は届きません。
- 固定表示できるなら固定する……プロフィールの一番上に留めておきます。
- 状況が変わるたびに出し直す……「明日も休みます」「本日から再開します」。
- 最終的な置き場所はホームページ……SNSは入口、正しい情報の置き場はサイト、という役割分担です(ホームページとSNS、結局どっちが必要?役割の違いと使い分け)。
⑤いちばん効くのは「事前の備え」
当日にできることは限られています。効くのは、平常時にやっておくことです。
- 文面のひな形を作っておく……日付と理由を差し替えるだけの状態にしておきます。
- スマホから更新できる状態にしておく……パソコンの前に座れないときこそ必要です(ホームページは自分で更新できるの?更新のしくみと、上手な分担のしかた)。
- 誰が出すかを決めておく……「店長が判断して、スタッフAが出す」。ここが決まっていないと、誰も出せません。
そして再開したら、必ず消す。休業のお知らせが何週間も出たままだと、営業しているのに「まだ休みだ」と思われてしまいます。予定された長期休業の書き方は夏季休業のお知らせ、ホームページに載せていますか?書き方と載せる場所にまとめています。
SKY JET DESIGN & WEB では、お知らせをご自身で出せるようにする仕組み(ブログ・お知らせ機能/CMSオプション・60,000円〜・税込)をご用意しています。あわせて、臨時休業の文面テンプレートや、どこに出すかの手順も一緒に決めておくと、いざというときに迷いません。「うちの場合どう備えるか」のご相談も歓迎です。